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映画『ヒメアノール』サイコキラーと化した森田剛のヤバさは噂通りだった!ネタバレ解説、作品詳細、感想、フル動画配信サービス一覧

映画 ヒメアノール 森田剛 ネタバレ解説

2021年11月1日に解散することを発表したV6。

森田剛さんのジャニーズ退所により、6人でないとV6ではないという理由から解散という結論に至ったようですが、その森田剛さんは役者として活躍の場を広げたいという思いがあるようです。

 

ジャニーズに所属してると写真や動画に使用制限がかかってしまうので、宣伝やらなんやらで露出を必要とする役者をするには、ジャニーズはあまり向いていない事務所かもしれませんよね。

実際、この『ヒメアノール』の紹介記事も、森田剛さん主演なのに本人の写真は一切ありませんし(かろうじてジャケット写真は掲載できましたが・・・)予告動画も共有できませんでした。

そういったことで言えば、ジャニーズ退所して役者として宣伝しまくれる事務所に変わったほうがいいでしょうし、紹介する側からしても嬉しいことではありますが、V6解散はちょっと寂しいなという部分もあります。

 

ということで!

Twitterのフォロワーさんたちが噂していた「ヒメアノールの森田剛がヤバい!」がどれくらい「ヤバい」のか・・・

 

前々から気になっていた森田剛さん主演の映画『ヒメアノール』を見たので、作品詳細やフル動画が配信されているサービスの一覧、ネタバレ解説と感想などをまとめました。

ヒメアノール/作品紹介

森田剛がサイコキラーを怪演!

コメディ?サスペンス??

サイコキラーと化した森田の最期は、ただただ切なかった

映画『ヒメアノール』は2016年に公開され、サイコキラーを演じた森田剛の怪演が話題となり大ヒットしました。

森田剛の単独主演初作品で、濱田岳やムロツヨシなどがメインキャストとして出演、監督は「銀の匙 Silver Spoon」の吉田恵輔、原作は「行け!稲中卓球部 」や「ヒミズ」の古谷実です。

サスペンスではありますが、人間の闇、サイコキラー、いじめなどの暗い部分だけでなく、コメディタッチな部分も随所に散りばめられていて見やすい構成となっており、蜷川幸雄が天才と称した森田剛の演技は「お見事」の一言

殺人シーンや性的描写の関係によりR15+指定作品となっています。

 

※予告は、前半コメディ、後半がサスペンス(サイコキラー)という感じで作られています。前半のコメディ部分だけ見て本編を見ると、なかなかのサイコパス具合に驚かれると思いますので、予告を最後まで見て視聴するかどうか(・・・視聴できるかどうか)を決めた方が良いと思います。

作品詳細

画像1

引用元:https://eiga.com/movie/82031/gallery/

公開2016年製作国日本
ジャンルサスペンス視聴区分R15+
上映時間99分配給日活
監督吉田恵輔原作古谷実
キャスト森田剛、濱田岳、ムロツヨシ

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あらすじ

目的もなく夢もなく彼女もいない岡田(濱田岳)は、清掃会社に勤めながらだらだらとした毎日を過ごしていたが、会社の先輩・安藤(ムロツヨシ)が恋する女性・ユカ(佐津川愛美)が務めるカフェで同級生の森田(森田剛)と再会したのをきっかけに生活が一変。

ユカと付き合うようになり幸せいっぱいの岡田だったが、ユカのストーカーをしていた森田がサイコキラーと化し、岡田がターゲットにされてしまう。

森田は岡田の居場所を探すため次々と殺人を犯し、その行為はだんだんとエスカレートしていき、ついには先輩まで襲われてしまった。

岡田とユカは森田から逃げきれるのか・・・。

そして、森田と岡田、2人の過去にあったこととは・・・。

ヒメアノール/予告動画

映画『ヒメアノール』の予告動画は共有できないので掲載できませんが、YouTubeで視聴することができます。

予告動画へは↓からどうぞ。

YouTube「ヒメアノール予告動画」ページ

ヒメアノール/配信状況一覧

映画『ヒメアノール』は下記の動画配信サービスで配信されています。

※本ページの情報は2021年3月時点のものです。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。

ヒメアノール/ネタバレ解説

※ここから先はネタバレを含みます。

岡田と森田の再会

高校卒業と同時に上京した岡田(濱田岳)は、清掃会社で働きながら毎日だらだらと過ごしていましたが、趣味も目的なく彼女もいない状況を不安に感じていました。ある日、会社の先輩である安藤に相談すると「人間はそういうものだ」と言われ少し安心するも、安藤(ムロツヨシ)に毎日何をしているか尋ねると「恋をしている」と自慢げに言われ、逆に恋の相談を受けることになってしまいます。

安藤の恋する女性が働いているカフェに行った岡田は、恋する相手が若くて可愛らしいユカちゃんという女の子だと知り「無理だ」と諭すも、安藤は諦めません。

すると安藤は、外の席に座っている金髪の男のことをユカちゃんのストーカーだと話しますが、その男は岡田の高校時代の同級生の森田(森田剛)でした。

安藤に言われて森田に話しかけた岡田は少し会話をすると再会を祝って連絡先を交換、ユカはというと、遠目に2人を見ていました。

森田から感じる違和感・・・

その後、安藤からユカに恋人がいるかどうか確認してほしいと言われた岡田は、仕方なくカフェの外でユカを待ちますが、なかなか声を掛けられずにいたところ、ユカが話しかけてきました。

森田と仲がいいのかと聞かれた岡田が久しぶりに再会したと答えると、森田が1ヶ月ほど前からカフェに現れるようになり、その頃からいたずら電話がかかってきたり郵便物が紛失したりと、おかしなことが続いていると話し、何度か自宅近くで森田を見かけたことで森田をストーカーだと疑っているユカは、ストーカーをやめるよう森田に言って欲しいと岡田にお願いします。

どさくさに紛れてユカに彼氏がいないという事実を聞き出した岡田は、その後、安藤にユカとの話しを伝えると、ユカをストーカーから守るためという都合のいい言い訳をして、カフェで森田の監視を始めました。

そんな中、森田にガツンと言ってやれと安藤から言われた岡田は、森田を呑みに誘い安藤がユカを好きなことを伝えると森田は少し興奮気味に、前から気持ち悪いと思ってたと話しました。カフェで再会したときも今も、森田の話しが矛盾していると違和感を感じながらも、岡田はそれ以上突っ込んで聞くことはせず、安藤からかけられた「人はみんな同じだ」という言葉を森田に伝えますが、森田は「一緒なわけねーじゃん」と否定しました。

ユカと岡田、急接近!?

1週間ほどがたち森田も現れなくなったため、監視を終了するタイミングで安藤がユカを呑みに誘い、呑めないユカは友達アイと一緒に、安藤は岡田を連れて4人で居酒屋に行くことに。

飲み会当日、アイは岡田を小粒な人間だと罵ったり、安藤にユカは絶対無理だと言ったり失礼な言動を繰り返し、最後にはユカには好きな人がいると暴露してしまいます。

その後、アイの言葉を気にした安藤がユカの気持ちを確認してほしいと岡田に頼み、仕方なくまたユカの仕事終わりを待って話を切り出すと、ユカは岡田のことが好きだと告白しました。

驚いた岡田はドッキリだと疑いますが、ユカは一目ぼれだと話します。すると、後を付けてきていた安藤が叫びながら現れ、取り繕うために岡田が「何かの間違いだ」と言うと、ショックを受けた安藤とユカは散り散りに走って行ってしまいました。

その後、安藤は1週間会社を無断欠勤し、様子を見に行った岡田は安藤にチェーンソーでバラバラにされたくないよね?と警告されてしまいます。それをユカに話し付き合えないと言いますが、内緒にしていればいいのではないかというユカの提案で2人は付き合うことになりました。

安藤は職場に復帰し岡田はユカと親密な関係になりますが、森田はというと、ユカが岡田とエッチしている最中、ユカのアパートを見上げていました。

森田の過去、殺人の始まり・・・

森田は毎日パチンコ三昧で、事あるごとに高校の同級生の和草から脅し取っている金で生活していました。

和草は実家がホテルを経営している金持ちで、経理の女性と付き合っている彼は会社の金を横領して森田に渡していましたが、そろそろ限界が近づいており、彼女からなぜ金を渡し続けるのか問い詰められた和草は、高校時代に森田と自分が壮絶ないじめにあっていて、卒業前にいじめていた同級生を2人で殺して埋めたことで脅されていると告白します。

そんなとき、森田から殺したいやつ(岡田)がいるから手伝えと連絡があり、手伝わないと何するか分からないと脅された和草は警察に自首しようとしましたが、彼女が森田を殺そうと提案し、森田の自宅へ行き決行します。しかし、彼女がもたもたしているうちに反撃をくらい、和草も彼女も殺され森田は自宅に放火してその場を去りました。

その後、駅でぶらぶらしている森田は通りがかりの女性の後を付け、帰宅したところを襲いレイプしようとしますが、女性が生理中だったため下着を投げつけました。翌日、この女性が遺体で見つかりニュースで報道されます。

イライラを募らせる森田がユカの自宅の玄関を何度も蹴っていると、隣の住民に注意されてしまい、翌日、隣人からその事実を知らされ危険を感じたユカは岡田のアパートに避難しました。

自宅を燃やしてしまった森田は帰る場所がなく金もないので、適当な家に上がり込み住人2人を殺して食事や睡眠を取っていました。

この家の住民が出勤してこないのを不審に思った会社が警察に通報し、様子を見に来た警察は庭に真新しい掘り起こされた跡を見つけます。警戒しながらベルを鳴らすと包丁を隠し持った森田が出てきて話を繕いますが不審な点が多く、警官は家の中を調べると言って上がり込んでしまい、森田によって殺されてしまいました。

森田と岡田の過去

数日後、ユカがカフェを辞めたと知った森田がユカの自宅に行き、また玄関を蹴っていると隣人に注意されてしまいますが、殺した警官の銃を構えると迷うことなく隣人を撃ち、こめかみをかすった程度でしたが脅すには十分でした。

隣人を拘束してユカの行き先を聞き出そうとしますが、全く知らない隣人は答えることができず、そのまま撃ち殺されてしまいます。

岡田はというと、ユカのストーカー被害を警察に相談しに行ったところ、森田のことについて事情を聞かれていました。ちょうど同じころ、森田が殺した警官も見つかり、警察は森田の捜査を始めます。

その後、森田は岡田の勤める清掃会社に行き安藤に声を掛け岡田の自宅を聞き出そうとしますが、取り出した銃をモデルガンだとバカにされ、思わず安藤に向かって発砲してしまいます。足を撃たれた安藤は病院に運ばれ、見舞いに来た岡田は自分のせいだと謝ります。

森田は岡田にとって、高校に入学して初めてできた友達でした。森田がいじめられるようになり、自分がいじめの対象されたくなかったために森田を裏切ってしまい、その時の森田の悲壮な目を忘れられないと話す岡田に、安藤は「俺が勝手にやったことだし、俺たちは親友だよね」と優しく語りかけました。

森田の最期、2人の思い出・・・

岡田の自宅に一人で戻ったユカは、玄関を施錠したあとに窓が割られていることに気が付き、奥から森田が現れたため逃げようとしますが捕まっていまいます。

ちょうどその頃、帰宅中だった岡田に母親から電話があり、地元で森田君の事件が話題になっていて、同級生の山本くんから説明会の案内を送るから自宅の住所を教えて欲しいと言われ教えたと聞きます。しかし、同級生に山本くんは存在しません。

岡田はすぐにユカに電話しますが繋がらず、110番に電話して急いで自宅へと戻りレイプされそうになっているユカと森田を目の当たりにします。

森田が机に合った包丁を取ろうとしたため岡田も飛び掛かり、2人で揉み合いになりますが森田に包丁を奪われてしまいます。岡田は高校時代のことを謝りますが、森田は「お前、いたっけ?」と全く覚えていませんでした。

パトカーの音がして森田が一瞬力を緩めた瞬間、反撃した岡田は森田と共に窓を突き破り2階から落下してしまいますが、到着した警察が銃を構えて制止するも、森田は岡田を人質にして車に乗り込み逃亡を図ります。

警察に追われスピードを出していた森田がよそ見した瞬間、目の前の老人と白い犬を避けるためにハンドルを切り、電柱に衝突してしまいました。

森田が振り向き岡田を見ると「岡田君来てたんだ!借りてたゲーム返さなきゃ。あれ、どこだっけ?」と話し始めます。その後、駆け付けた警官に取り押さえられた森田は、岡田に向かって「また遊びに来てよ!」と話しかけますが、その片足は千切れて血が滝のように流れ出ていました。

「うん」と返事するのが精一杯だった岡田はそのまま意識を失い、高校時代に森田と一緒に過ごした平和な夏の日を夢に見ます。

そこには白い飼い犬と屈託なく笑う森田の姿がありました。

ヒメアノール/評価・感想

個人的評価

  • 森田剛のサイコパス具合が最高にキレキレだった
  • とにかく物語にグイグイ引き込まれてしまう展開
  • サイコパスとは対照的な森田のラストの言葉にグッときた
  • 安藤が可愛かった
  • 見た目と性格からは想像できない勇気ある行動を取った岡田に感服
  • ユカの友達アイに対する「こういう子いるよねー」というリアル感
  • コメディとシリアスのメリハリが効いてて中弛みなし

ということで、個人的評価は★★★★★

感想/森田剛の「ヤバさ」は本当だった!

フォロワーさんたちの「森田剛、ヤバい」という感想を見て、どんだけ「ヤバい」のかと取り敢えず予告動画を見て面白そうな映画だなーと思ってから、ずっと気になっていた作品。

やっと見ることができたのですが、その「ヤバさ」は本当だった・・・いや、なんかよく分からないリアル感もあって、目をそむけたくなるような「ヤバさ」でした。

森田が過去に受けた虐めの卑劣さ、虐められている森田の目、初めての殺人を犯したときの異常さ、連続的に殺人を犯し始めた森田の行為とその理由。

包丁で男性の背中を刺すときの刺さり具合、実際に見たことはないけど、これがリアルなのかなと思うような刺さり方でしたし、レイプしようとした女性が生理中でイラついてる森田の描写も、今までの映画では見たことない演出だけど、生理じゃない女性を見分けてレイプするわけでもあるまいし、これもリアルなんだろうと思うとなんだか怖くなってしまいます。

それとは対照的なのがコメディ部分。

安藤がチェーンソー購入してたり、可愛い(?)髪型してたり、岡田と安藤とユカの関係性も面白おかしく描いていて笑えました。

このあたり、メリハリ効いてて中弛みしなかったのでgoodでしたね。

しかしまぁ、ユカの友達のアイの言動にはイライラするものの、「こういう子いるよねー」という超絶リアル感に天晴れでした(笑)

この『ヒメアノール』の最高の見せ場はやっぱりラストでしょうね。

事故を起こした森田が、高校時代の岡田との良い思い出の中に戻ってしまうのが、ただただ切なくて切なくて・・・。

「おかーさーん!麦茶持ってきてー!」とか、「岡田君、また遊びに来てよ!」とか・・・涙が溢れてしまいます。

精神異常を演じているとかではなく、これが本来の森田の姿なんだろうと思いました。

人生で最も幸せだったころに戻りたいと心の中で思っていたのが、事故の衝撃と直前に見た白い犬によって瞬間的にでもやっと戻ることができて幸せそうに笑う姿と、警察に両脇を抱えられ片足が千切れて血が滝のように流れている音は印象的で、映画が終わっても目と耳に焼き付いて離れない感覚に陥りました。

森田剛の「ヤバさ」は、サイコキラー具合というより、裏と表・善と悪、両極端な人物を見事に演じきった結果としての「ヤバさ」だったと思います。

演出的にR15+指定となっている映画なので、年齢的にも演出に対する耐性的にも見れる方と見れない方がいる作品ですので、ご視聴の際にはご注意くださいね。

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