アサイラム製サメ映画『ホワイトシャーク海底の白い死神』のネタバレ解説と詳細、予告とあらすじ、フル動画が配信されているサービスの一覧や映画の元ネタとなった作品を紹介しています。
といきたいところですが、先に言っておきます。
配信されているサービスはまだありません。※1
というのも、2020年製の映画でDVDの発売が2021年1月6日なので、動画配信サービスでの配信が始まるのはそのあとになるからです。
※1 2021年1月20日時点で配信が確認されているサービスは5つありました。
以下、修正しています。
んじゃなんで見たことあるの?ってところですが・・・
ムービープラスでやってたサメ映画特集で、日本未発売のこの最新作が、しれっと放送されるのを偶然発見したからです。
番組表を見たときに「おっ!サメがいっぱい出てくるやつか!!まだ見てないんだよなー」とか思ってたら、それ(ホワイトシャーク)とはまったく違うアサイラム製のホワイトシャークが始まって驚きました(笑)
ちなみにこの時のサメ映画特集の流れはこう☟
ザ・メグ → ホワイトシャーク海底の白い死神 → シャークネード6ラストチェーンソー
なかなかセンスあるチョイスだなと思いましたね。
ということで、さっそく中身を見て行きましょう!
その他のおすすめサメはこちらから☟

映画『ホワイトシャーク海底の白い死神』/作品紹介
あのアサイラムが超真面目に作った!?けど・・・
やっぱりツッコミどころ満載なサメ映画!
引用元:https://www.movieplus.jp/info/detail/?id=142
作品紹介
映画『ホワイトシャーク 海底の白い死神』は、アメリカの映画製作会社アサイラムが2020年に製作したサメ映画です。
アサイラム製の映画は劇場公開されることがあまりないためDVD(Blu-ray)の発売のみとなることが多く、この『ホワイトシャーク 海底の白い死神』もそのひとつで、日本での発売は2021年1月6日となっています。
監督はアサイラム映画でお馴染みのジャレッド・コーン、脚本もアサイラム(特にサメ系の作品)に欠かせない存在のマーク・アトキンスが努めています。
主演は、タランティーノ組のひとりとして有名で数々のヒット作に出演しているにもかかわらず、B級映画にも多数出演しているマイケル・マドセンです。
※サメと格闘する女性(マイケル・マドセンの娘役)ペイジ・マクガービンが主演かと思いきや、無名女優だからなのか、サメとは関わらないお父さん役のマイケル・マドセンが主演となっています。
ストーリーやCGの使い方、映像の美しさなどを見ると、アサイラムの数あるサメ映画の中でもおふざけなしで製作されたであろう『ホワイトシャーク 海底の白い死神』ですが、ツッコミどころは多々用意されていますので、サメ映画に詳しい方はツッコミ入れながら楽しめる作品です。
グロ系の苦手な方、ホラー系が苦手な方、綺麗な映像を楽しみたい方、もちろんB級大好きな方にもおすすめです。
概要
製作年/2020年
ジャンル/サメ・パニック
製作国/アメリカ
視聴区分/G
原題/Shark Season
配給/アルバトロス
上映時間/88分
監督/ジャレッド・コーン
脚本/マーク・アトキンス
さらっとあらすじ(ネタバレなし)
映画『ホワイトシャーク 海底の白い死神』/紹介動画
夢のように美しいフロリダの海。
撮影に訪れた美女2人に、腹をすかせた巨大ホホジロザメの群れが襲いかかる。
はたして、彼女たちは逃げ切ることができるのか?
想像を超えた《海の実話》に基づく、シャーク・サバイバル・アクション映画『ホワイトシャーク 海底の白い死神』
映画『ホワイトシャーク 海底の白い死神』/配信状況
2020年12月現在、映画『ホワイトシャーク 海底の白い死神』が配信されているサービスはありません。
2021年1月20日時点で5つの配信サービスで配信が確認されましたので追記しておきます。
フル動画配信状況一覧
サービス名称 | 配信状況 | 動画ページ | |
![]() | U-NEXT | 440円 | ![]() |
![]() | Amazon プライムビデオ | 330円~ | ![]() |
![]() | クランクイン | 未配信 | |
![]() | Hulu | 未配信 | |
![]() | Netflix | 未配信 | |
![]() | FOD | 未配信 | |
![]() | music.jp | 440円~ | ![]() |
TSUTAYADISCAS | 500円 | ![]() |
CINEMA-LIFEの予想では、2021年1月6日以降に最速で配信されるサービスは、恐らくU-NEXT・Amazonプライムビデオ・music.jpあたりではないかと思われます。※2
この3つのサービスでは未登録の方でもタイトルの検索ができますので、2021年1月6日以降にご確認ください。
※2 U-NEXT・Amazonプライムビデオ・music.jpで配信が確認されています。
全て有料作品として配信されています。登録しているサービスがない場合、無料登録でもらえるポイントを使うことで無料で視聴できる場合がありますので、下のおすすめ動画配信サービス一覧でご確認のうえ、ぜひご登録ください。
その他、最新の配信作品はCINEMA-LIFEが作成している配信予定カレンダーでご確認いただくことも可能ですので、気になる方はぜひご覧ください。
配信予定カレンダー

CINEMA-LIFEおすすめ動画配信サービス一覧
当サイトCINEMA-LIFEが価格やサービスや配信数、オリジナリティなどを踏まえたうえでおすすめする動画配信サービスの一覧です。
価格や配信数、無料期間など、ご参考にどうぞ。
サービス名称 | 配信数 | 月額料金 | 無料期間 | |
![]() | U-NEXT | 20万本 | 2189円 | 31日間 |
![]() | Amazon プライムビデオ | 3万本 | 500円 | 30日間 |
![]() | クランクイン | 1万本 | 990円 | 14日間 |
![]() | Hulu | 6万本 | 1026円 | 2週間 |
![]() | Netflix | 非公開 | 880円 | なし |
![]() | FOD | 4万本 | 888円 | 1ヶ月 |
![]() | music.jp | 18万本 | 1958円 | 30日間 |
TSUTAYADISCAS | 1万本 | 2417円 | 30日間 |
※本ページの情報は2020年12月時点のものです。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
動画配信サービス16社の比較記事はこちらから♪

映画『ホワイトシャーク 海底の白い死神』/トリビア情報
映画『ホワイトシャーク 海底の白い死神』のトリビアや豆知識など、映画を見る前でも見た後でも「へ~」と思える情報をまとめました。
※多少のネタバレを含んでいますのでご注意ください。
アサイラムってなに?
アサイラムは、世に言うB級映画やパロディ映画を専門に製作するアメリカの映画製作会社、及び映画配給会社です。
映画館での公開を前提としないオリジナルビデオ(DVD・Blu-ray)で発売されているため、低予算で撮影期間も短く、年間の製作本数はかなりの数となっていて、特にサメ映画には力を入れているため、年間2本は新しいサメ映画が製作されています。
アサイラム社製の映画には、俗にいう“パクリもの”が多く、タイトルやジャケットが酷似していたり、ストーリーやキャラ設定も有名な作品から拝借している感のあるものも多くあるため、過去には裁判沙汰になったこともありますし、評論家から酷評される作品が多くあるのも事実です。
しかし、私のように“パクリ感”が好きな人が一定数いて、特に日本の売り上げが多く、日本だけ劇場公開される作品もあるほど日本で人気の製作会社でもあります。
ですが、アサイラム製のサメ映画で超有名なシャークネードやダブルヘッドジョーズなどのシリーズは完全オリジナルで製作されていて、アサイラムを代表する人気作となっています。
アサイラムは、パクリだけでなくオリジナルもヒットさせる力がある製作会社とも言えますね。
アサイラム公式ページはこちら☟
アサイラム製サメ映画のおすすめはこちらから☟

実話を基にしてる?
映画『ホワイトシャーク 海底の白い死神』の謳い文句に「海の実話に基づく」とありますが、この実話というのが検索してもヒットしません。
なのでちょいとストーリーに関連する語句「サメ・クジラ・カヤック」について調べてみました。
サメと鯨
映画の本編で、「鯨の死骸が見つかったが放置していたら、それに誘われてホオジロザメがやってきたので撤去した。」という説明があるのですが、2017年にオーストラリアの海辺にクジラの死骸が打ち上げられ砂浜に埋めたところ、鯨の油が流出してサメが寄ってくるという苦情が出たため、掘り起こして撤去したという記事を見つけました。
記事の詳細はこちら
同じく2017年のオーストラリアで、反捕鯨団体の活動で鯨の数が増えすぎ、鯨を餌にするホオジロザメが沿岸部にやってくるようになり、サーファーが襲われ死亡する事故が頻発している。という記事を見つけたのですが、こちらでもクジラの死骸を狙ってホオジロザメがやってきたと理論づけられていました。
記事の詳細はこちら
カヤックとサメ
2017年、カヤックに乗っていた男性がサメに襲われる映像がSNSに投稿され話題となりました。
男性は近くにいたヨットに助けを求め、最終的に沿岸警備隊により無事に救助されましたが、近年は、カヤックに乗るときにはサメに気を付けなければならないと言われることが多いようです。
記事の詳細はこちら
2003年には、ホワイトシャーク財団の海洋科学者が、エンジン音を警戒してサメ本来の生態を観察できないとして、無謀にもカヤックでサメに近づくことに。
この作戦は見事に成功しますが、カメラマンとしてこの光景を残したいと思った科学者は、さらに数か月かけて最高の写真を撮ることにも成功しました。
それがこちら☟
映画のワンシーンに似てますね。
写真が雑誌や新聞に掲載されると、このあり得ない光景に最初は偽物(合成)だと批判されてしまいましたが、ネガが証拠となり本物と信用されたそうです。
記事の詳細はこちら
結論
映画『ホワイトシャーク 海底の白い死神』の設定やストーリーが映画「ロスト・バケーション」に似ているのですが、この「ロスト・バケーション」は実話ではなくフィクションです。
なのにも関わらず「海の実話」という言葉を使っているということは、ただのパクリ映画ではなく、本当に実際にあったことを基にしているのだと思ったのですが・・・。
この「海の実話」というところがミソで、ノンフィクションとは書かれていません。
ノンフィクションとは、実際の人物が経験したことを事実に基づいて作られた映画のことをいいます。
サーフィンの選手がサメに襲われて片腕のサーファーとして再起する過程を描いた「ソウル・サーファー」なんかが当てはまりますね。
この「実話」と「事実」の違い、ノンフィクションと書かれていないことを踏まえて至った結論は・・・
カヤックとサメの事故、クジラとサメの関係やクジラの死骸がサメを呼び寄せてしまうというような、海での様々な現象や事故などを擦り合わせて作った作品だという結論に至りました。
なので、これはもう、ノンフィクションですね(笑)
天下のアサイラム製作で配給がアルバトロス・・・広告に偽りありでも良しとしましょう(笑)
ホワイトシャークというタイトル
映画『ホワイトシャーク 海底の白い死神』の原題は“Shark Season”
同じタイトルでサブタイトルがない「ホワイトシャーク」の原題は“Frenzy(狂乱)”
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原題では全く別物だと分かるのですが、日本向けのタイトルでは同じ「ホワイトシャーク」なので間違うことがあるかもしれませんので言っておきます。
設定も内容も全く違います。
続編でもありません。
お間違えなきよう、お気を付けください。
使われている元ネタ
映画『ホワイトシャーク 海底の白い死神』の元ネタとなっているものをご紹介します。
「ホワイトシャーク」
言わずもがな、タイトルがそのまま。
作品紹介文に「サメの群れ」と書かれていたりしますが、群れではありません。
群れに見えるシーンや、サメが集まってきているというセリフなどはありますが、実際にサラたちを狙っているのはホオジロザメ1匹です。
「海底47m 古代マヤの死の迷宮」
サブタイトルの雰囲気がまんまですね。
中盤、いきなり出てくる盲目のサメという設定と、そこから派生する音を立てなければ襲われないという設定には驚きました(笑)
「ロスト・バケーション」
やっぱりこれが一番似てます。
襲われた(逃げた場所)が岩礁だったこと、潮の満ち引きで移動せざるを得なくなったこと、母の病死、カヤック(サーフィン)を楽しんでいたこと、クジラの死骸に寄ってきたサメに襲われるというシチュエーション、美しい海の風景、知らない(初めての)場所という設定、父親との確執。
どれをとっても似ているのですが、サメ映画の中でも5本の指に入る名作「ロスト・バケーション」の映像美や迫力などには遠く及びません。
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超真面目に作ったが・・・
アサイラム製の映画が好きな方や何本かでも見たことがある方には分かると思いますが、この『ホワイトシャーク 海底の白い死神』は、アサイラムにしてはシンプルかつ映像美にも力を入れた超真面目に製作されたサメ映画となっています。
アサイラム製と知らずに見ると気付かないかもしれない・・・くらい真面目に作ってます。
海の美しさを映像としてしっかり表現していたり、サメがCGじゃなかったり。
なんですが・・・やっぱりアサイラム。ツッコミどころは満載です。
実写のサメの映像を使っていたのに、いきなり陳腐なCGのサメが出てきたり。
(わお!アサイラムっぽいCGのサメだ!って驚きます。)
ナイフが小学生の演劇に使われるようなちゃちさだったり。
(画面通してもちゃちさが目立つ!!)
カヤックを狙うホオジロザメが現れて2時間、全く襲う気配がなかったサメが、ジェイソンとサラが海に入った途端襲ってきて、ジェイソンだけパクっと食べちゃったり。
(お腹いっぱいだったのかなw)
民間航空の救助パイロットの父親と船で捜索している男性のやり取りが違和感バリバリだったり。
(救助に行きたくないのかってくらい言い訳が多い。でも、父親が全てをしっかり説明してくれる親切なストーリー展開で分かりやすい。)
大潮がやってくるという割にはいつまでも潮が満ちないとか。
(ヘリコプターが給油するくらい飛んでたならそれなりに時間が経ってるはずなんだけどなぁ。。。)
急にサメが盲目で音に反応しているって設定ぶっこんできたり。
(え?めっちゃ急やんw)
サラとメーガンを見つけたヘリコプターが、給油のために救助しないで帰っていったり。
(帰るんかーい!)
救助に来た船が浅瀬で近づけないから泳いで来いとか言いながら、サメはサラ目掛けて海底から勢いよくアタックしてきたり。
(船が近づけないならサメも近づけないし、シャークアタックなんて無理があるw)
サラとメーガンの仲の悪さが際立ってたり。
(全く協力する気ないメーガンが一周回って潔いw)
急に出てきたジェットスキーに乗った男性がナンパしてきたり。
(ちょっ、おまっ、何しに出てきたw)
とにかくカヤックを漕いでるシーンが多かったり。
(うーん。。。映画の半分くらいはカヤック漕いでるシーンじゃない?ってくらい漕いでるアップのシーンが多い。)
カヤックのパドルでサメに勝利しちゃったり。
(逃げて終わりの方がよかったような・・・)
ちょっと挙げただけでもこれだけ違和感や陳腐なシーン・設定が出てきます。
なので、最後まで見れば「これってもしかしてアサイラム?」って気付く・・・いや、途中・・・あいや、序盤で気付くかもしれません。
おふざけ満載の方がアサイラムっぽくて好きですが、たまには超真面目なのもいいかもしれません・・・が、結局アサイラム感が出ちゃって、ちょっと残念な気もしました。
映画『ホワイトシャーク 海底の白い死神』キャスト紹介
映画『ホワイトシャーク 海底の白い死神』のメインキャストのご紹介です。
メインの出演は3人のみ!
出演者が少ないので単純明快な分かりやすいストーリー展開となっています。
サラ/ペイジ・マクガービン
母親をガンで亡くし、父親とはあまり仲良くありません。
カメラマンのジェイソンが元彼氏で、ジェイソンの撮る写真のモデルをしていますが、母親と一緒に絵を描いていたことがあり、個展を開くほどの実力を持っています。
メーガン/ジュリアナ・デステファーノ
サラの個展に来ていたのがきっかけでジェイソンと知り合い、撮影にはメイクを担当していました。
ジェイソンと両想いでしたが、ジェイソンとサラの関係がまだ終わっていないと勘違いしていて、サメに襲われてからもサラといがみ合ってしまいます。
サラの父親/マイケル・マドセン
サラの父親で、妻を亡くしてからサラとの間に確執のようなものがありました。
サメに襲われたサラから連絡を受け、サラの居場所を探しながら航空パイロットや船で救出に向かった男性と連絡を取り合います。
ジェイソン/ジャック・ピアソン
サラの元彼氏で、サラの母親が亡くなってから別れ、メーガンと良い仲になっていました。
引き潮のときだけ現れる岩礁を見つけたと友人から聞き、サラとメーガンを伴い撮影に向かいましたが、サメに襲われ死亡してしまいます。
映画『ホワイトシャーク 海底の白い死神』/見どころ
映画『ホワイトシャーク 海底の白い死神』でここはぜひともチェックしてほしいという見どころと解説です。
※一部ネタバレを含みますのでご注意ください。
元ネタ
映画『ホワイトシャーク海底の白い死神』には、至る所に他の作品を模倣した設定やシチュエーションが出てきます。
さて、それはなんなのか・・・。
考えながら見るのも楽しいですよ。
映像美
アサイラムが真面目に作った映画なので、海の美しさをしっかり演出した映像も多く見られます。
カヤックで移動中に見られるイルカや、サメが優雅に泳いでいる海中など、なかなかに癒される映像は必見です。
父親と船の男性との会話
いないはずのホオジロザメがいた理由、サラたちを追う理由、救助に時間がかかっている理由など、この2人の会話で全てが分かります。
その他
ハッキリ言って見どころをピックアップするのが難しいくらいシンプルに作られているので、これ以上ありません。
サメから逃げつつ、助かるために奮闘する女の子2人を愛でてやってください。
映画『ホワイトシャーク 海底の白い死神』/ネタバレ解説
映画『ホワイトシャーク 海底の白い死神』の最初から最後まで、ネタバレありの解説です。
※ここから先はがっつりネタバレを含んでいますのでご注意ください。
行き先を変更したがために起こった悲劇
モデルをしているサラは、カメラマンで元彼氏のジェイソンと一緒に何度も撮影に訪れたことのある島に行く予定で、出発前に電話があった父親に行き先を伝えていました。しかし、引き潮のときだけ現れる岩礁があると友人に聞いたジェイソンは、急遽行き先を変更して、いつもの島から1時間ほど離れた岩礁に行くことに決めます。
メイク担当のメーガンとサラはこの日初めて会い、挨拶を交わすと3人はカヤックで3時間かかる岩礁に向けて出発しました。
カヤックの周りを優雅に泳ぐイルカを撮影したり、休憩を挟みながら3時間かけて岩礁に辿り着いた3人でしたが、しばらく前からカヤックの後を追いかける黒い影に3人は気付いていませんでした。
岩礁に到着するとすぐにメイクを整え撮影が始まりますが、海中での撮影をするためサラとジェイソンが海に飛び込むと海面にサメのヒレが現れ、メーガンがサメだと2人に知らせますが、逃げ遅れたジェイソンが襲われ死亡してしまいました。
意を決してカヤックで海に出るサラとメーガン
岩礁に取り残されてしまったサラとメーガンは、救助を要請するため携帯をだしますがメーガンの携帯は水にぬれて使えず、サラの携帯は電池が残りわずかで電波も悪いため、電話は一度しかかけられない状況でした。
サラは911に連絡しても最終的に航空救助隊に繋がるとして、航空救助のパイロットをしている父親に直接連絡して助けを求めます。
電池がなくなり連絡が途絶えると、父親は、サラの携帯から発生する電波とサラが向かった島の方向などを参考に、2人の居場所を探り始め、それと同時に航空救助にも連絡し、船でも救助に向かうよう要請します。
一方、父親から今日が大潮の日で岩礁はすぐに海に沈んでしまうこと、救助に時間がかかることを知らされたサラは、岩礁から一番近い島を見つけ、メーガンにカヤックで島に向かうことを提案しますが、メーガンはサメのいる海に出ることを拒みます。
メーガンを説得してカヤックに乗り込んだ2人はパドルを漕いで遠くに見える島に急ぎますが、しつこく追いかけてくるサメがカヤックに体当たりして行く手を阻み、体力も限界に近づいた2人は途中の砂洲で休憩することになりました。
ホオジロザメを呼び寄せていたものの正体
船で救助に向かった男性と密に連絡を取っていた父親は、サラのいるあたりでクジラの死骸が見つかり放置していた結果ホオジロザメを呼び寄せてしまい、サメを散らすためクジラを撤去したが、腹を空かせたホオジロザメだけが残ってしまったと知ります。
サラに危険を知らせようと電話しますが繋がらず、留守電に何度もメッセージを残しながらサラの詳細な居場所を特定しようと様々な手を尽くしました。
砂洲に上がったサラとメーガンが今は亡きジェイソンへの思いを打ち明け合っていると、空にヘリコプターを見つけ手を振って知らせますが、ヘリコプターは2人を見つけられず去っていってしまいます。
もう一度父親と連絡を取ろうと携帯を取り出し、ソーラー発電を使って少しだけ使えるようになったため、ヘリコプターを見たことと岩礁から砂洲に移動したことを伝えました。
父親がすぐに携帯の位置情報を探り、航空救助に捜索範囲が違ったことを知らせるますが、ヘリコプターは燃料の補給に戻ると言い出します。
とにかくヘリコプターでサラたちの居場所を見つけて欲しかったため無理に捜索してもらった結果、空から2人を発見、ヘリコプターに変わって船が救助に向かうことになりました。
サラvsホオジロサメ
潮が満ちてきたため砂洲からカヤックに乗り海に出た2人の前に救助の船がやってきますが、救助隊は浅瀬だから近づけないと言います。しかし、パドルで漕いで移動すると音に反応するサメに襲われてしまうため、動くことができません。
するとメーガンの乗ったカヤックがサメに体当たりされメーガンが海に落ちてしまい、意を決したサラはメーガンを泳いで船に向かわせ無事に辿り着くのを見届けると、襲ってきたサメをパドルで刺し、サラも無事に船に泳ぎ着きます。
父親からの電話を救助隊から受け取ったサラは、母親の絵画道具を使ってまた絵を描くことを父親に伝えました。
映画『ホワイトシャーク 海底の白い死神』/感想
おすすめ度 ★★★☆☆
※↑管理人の独断と偏見による評価となります。
シンプルイズベストに落ち着いてしまったサメ映画
アサイラム製のサメ映画と聞いて、「シャークネード」「ダブルヘッドジョーズ」「PLANET OF THE SHARKS 鮫の惑星」などを思い浮かべて、ワクワクしながら見始める方が多いかと思います。
私もその中の一人でしたが、見終わったときの感想は・・・☟
ひたすらにカヤック漕いでたね
でした。
それくらいカヤック漕いでるアップのシーンが多くて、サメとの格闘はあまりありません。
爆発もしないし、銃ももちろん使いません、ナイフはちょびっと使いますが、すぐ落としちゃって、結局カヤックのパドルで倒しちゃうという、ちょっとあり得ない終わり方はいただけなかったかも。
女優さんの演技は悪くないしマイケル・マドセンも出演してるし映像は綺麗に取れてるのに、シンプルに作りすぎたからか、ほんと、もったいない感満載です。
もう少し登場人物増やして、サメに食われる役どころと格闘シーンが欲しかったかな・・・。
やっぱりアサイラムは、ふざけて作るくらいがちょうどいい。
それをひしひしと感じた作品でした。
ただ、面白くないという訳ではありませんので、期待を持ちすぎず、ワクワクを抑えて見るとちょうどいいかもしれません。
B級好きな方やグロ系が苦手な方におすすめです。
『ホワイトシャーク海底の白い死神』を見るにはここがおすすめ
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